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為替デリバティブは、通貨オプションやクーポンスワップを用いて当初決めた価格で外貨を売買したり、外貨と円貨の金利を交換することにより為替リスクをヘッジする手段です。現物ではヘッジ不可能な領域をカバーしているため、為替デリバティブはヘッジツールとして幅広く利用されています。
ところが2008年のリーマンショックで為替市場では急激な円高とボラティリティ上昇が進行したため、巨額の損失を被る企業が続出しました。当時は2万社近い企業が為替デリバティブを保有していたとされています。
弊社では、デリバティブの有用性を認めつつも、適正なリスク管理を重要視し、各種技術サポートを行っています。
通貨オプション
（例）輸入ヘッジ、毎月受渡、5年60回 の場合
| 売買 | 種類 | ストライク | ノックアウト | 金額 |
|---|---|---|---|---|
| 保有権利 | ドルコール円プット | 100.00 | 120.00 | USD 100,000.00 |
| 売却権利 | ドルプット円コール | 100.00 | 120.00 | USD 200,000.00 |
表をスクロールしてご覧ください- 毎月到来する行使日（判定日）の為替水準がストライクの100.00よりドル高円安の場合、ドル買い USD 100,000.00 @100.00
- 毎月到来する行使日（判定日）の為替水準がストライクの100.00よりドル安円高の場合、ドル買い USD 200,000.00 @100.00
クーポンスワップ
（例）輸入ヘッジ、毎月受渡、5年60回 の場合
| 売買 | 種類 | ストライク | ノックアウト | 金額 |
|---|---|---|---|---|
| 保有権利 | ドル受け円払い | 100.00 | 120.00 | USD 100,000.00 |
| 売却権利 | ドル払い円受け | 100.00 | 120.00 | USD 200,000.00 |
表をスクロールしてご覧ください- 毎月到来する行使日（判定日）の為替水準がストライクの100.00よりドル高円安の場合、ドル買い USD 100,000.00 @100.00
- 毎月到来する行使日（判定日）の為替水準がストライクの100.00よりドル安円高の場合、ドル買い USD 200,000.00 @100.00
※上記の通貨オプションとクーポンスワップはキャッシュフローが同一であるため、時価やシミュレーション結果も同じになります。